エンタープライズ文書配布:実務で使えるセキュリティ・ワークフロー

エンタープライズ文書配布:実務で使えるセキュリティ・ワークフロー

企業の文書配布は「PDFを送って祈る」ではありません。アクセス条件を定義し、安全に届け、何が起きたかを記録する——再現性のある運用が必要です。

Enterprise document distribution workflow

ワークフロー(図が示していること)

1) 準備

  • 分類:公開/社内/機密
  • 配布対象:指名制か、リンクを知っている人全員か
  • 最小権限から開始:まず厳しめ、必要に応じて緩和

2) 制御

  • 本人確認:メール/電話/パスワードをリスクに合わせて
  • 制限:閲覧回数+有効期限で流出ウィンドウを縮小
  • 制約:必要ならダウンロード/印刷を制限

仕組み化すべきポイント(スケールさせるために)

  • 文書タイプ別の ポリシーテンプレート(人事/法務/営業/研修)
  • 高リスク文書の レビュー工程(二重チェック)
  • 緊急時の 停止手段(即時に無効化できること)

よくある失敗パターン

失敗起きること対策
「リンクを知っていれば誰でも」転送でアクセスが拡散本人確認+有効期限
永久リンク古い版が流通し続ける短い期限+内容更新
記録がない監査・調査ができないログ+エクスポート